すべてのセーフティを確保します。

独自の超音波テクノロジーを部品に採用し、最高レベルのセーフティを確保します。

カテゴリ 3 PL d に準拠した USi-safety® センサ システム

PL d 認証

あらゆる領域の安全に対応する超音波テクノロジー

USi-safety 超音波センサ システムは、粉塵の多い環境や屋外にも対応し、新たな安全アプリケーションを切り開きます。最先端の超音波テクノロジーによって機械と車両を確実に保護し、さまざまなメリットを提供します。
あらゆる状況に対応するインテリジェント デザイン

あらゆる状況に対応するインテリジェント デザイン

小型のセンサ ユニットは、コントロール インターフェースから取り外し可能なため、 USi-safety を狭い場所でも設置が可能です。専用設計のコンバータ採用により、開口角度± 17°および ± 5°の楕円型 3 次元のサウンド フィールドをセンサがカバーして、安全レベルの向上が計れます。
改ざんからの保護

改ざんからの保護

安全アプリケーションを実現する上で、安全機能を改ざんから保護することは、いつも生じる課題です。USi-safety は、機械部品を参照ターゲットとして使用するティーチイン プロセスをサポートしているため、センサ システムは偏差を即座に登録でき、安全機能を継続的に動作することができます。
迅速なパラメータ設定と自動文書作成

迅速なパラメータ設定と自動文書作成

パラメータ設定ソフトウェアと文書作成機能により、超音波センサ システムをすばやく簡単にコミッショニングが実施できます。さらに、パラメータ設定ソフトウェアによって、定期的なテストを初期化し、安全性検証の安全プロトコルを自動的に生成できます。




2 点のカテゴリ 3 PL d 適合の安全システムを 1 台の評価ユニットに搭載

USi-safety 評価ユニット

最大 2 個の超音波センサ ユニット (超音波トランスデューサ) を USi-safety 超音波センサ システムの評価ユニットに接続できます。センサ ユニットは各々シングル フォールト トレランスの設計となっており、 2 チャンネル構成です。これにより、2 つの独立したセンサ チャンネルを用いて、確実な保護が可能です。セーフティ センサ システムは、1 個のセンサ ユニットだけを接続する構成も可能です。各センサ ユニットは、カテゴリ 3 PLd に準拠したセーフティ OSSD 信号と汎用信号を、セーフティ コントローラに出力できます。

センサ ユニットとコントロール インターフェースの接続は 3 m まで可能なため、 自動搬送システムなど、左右または前後の移動で保護が必要なアプリケーションでは非常に高い効率性を発揮します。また、サウンド カーテンを作業セルへのアクセスのコントロールに使用する際に、サウンド フィールドが相互に隣接、または重なり合う場合でも対応できます。最大限に集合化された検出範囲を確保したアプリケーションが可能になります。

テクノロジー

楕円形のサウンド フィールドによるきわめて広い検出範囲

USi-safety サウンド フィールド

従来の超音波センサは、放射状に対称なサウンド ビームが音響信号として放射しますが、USi-safety では強力な楕円形のサウンド フィールドが形成されます。開口角度 ± 17°/± 5°により、平面ではきわめて広い検出範囲を形成でき、一方、狭い検出範囲も可能です。そのため、センサ ユニットをごく狭い設置環境にも取り付けできます。

床面すれすれでも、壁に近接していても、システムは良好に動作します。同時に、 このテクノロジーは 3-D 空間のキャプチャに最適化されているため、センサは、床面に張り出している、または床面に近いスイッチングターゲットや障害物を検出できます。

システム

USi-safety 超音波センサ システムは、評価ユニット、センサ ユニット、温度センサ、ソフトウェアで構成されています。個々の構成部品の詳細は、Tabber メニュの右側をクリックしてご覧ください。

USi-safety システム

構成部品

評価ユニット
センサ ユニット
温度センサ
ソフトウェア
USi-safety
評価ユニットにはマイクロコントローラが 2 個装備されており、接続されたセンサ、ユニット内のハードウェアを監視して、構成部品の正しい動作を保証します。これにより、EN ISO 13849-1 に準拠した、システムのシングル フォールト トレランスが実現します。超音波センサ ユニットの接続の他にも、OSSD 出力には安全、短絡、クロス回路の監視機能が装備されており、温度センサ入力、PC でのパラメータ設定用の USB インターフェースも備えています。

Application Examples

USi-safety in the Field (Video)

Get an insight into how USi-safety works: our animation shows the system at work and illustrates the technical refinements.

アプリケーション事例





フォーク先端部の衝突回避

フォーク先端部の衝突回避

自動運転フォークリフトの確実な衝突回避は、USi-safety 超音波センサ システムの最適な使用例の 1 つです。超音波テクノロジーは、汚れ、温度、気流、湿度の影響を受けにくいため、自動ガイド搬送システム(AGT)は様々な用途に利用できます。さらに、USi-safety は、フォーク アームがパレットに入る直前のデッド ゾーンを安全に監視することもできます。これは、通常の安全認証システムではこれまで対処できなかった課題です。専用に開発されたアルゴリズムは、USi-safety を搭載した複数の自動ガイド搬送システム間のクロストークを防止します。

安全に配慮された病院用オーバーヘッドコンベア

安全に配慮された病院用オーバーヘッドコンベア

自動ガイド搬送システムは、多くの病院で利用されています。オーバーヘッドコンベアには金属製の圧延コンテナが付属し、目的の場所まで洗濯物や薬、食事などを運ぶといった用途に利用できます。AGT システムは地階の供給経路を進み、圧延コンテナをピックアップして、特殊なシャフトを介して必要なステーションに搬送します。USi-safety 装置は、AGT システムのシャーシに組み込むのに最適です。自由に配置できるセンサユニットは、カスタマイズされた取付セットであらかじめ左右に角度を定義して固定できます。コンテナホルダが回転するときにセンサユニットが分離しないように、各ユニットはスイッチキャビネットの下端にシールされています。

Reliable Lateral Protection for Autonomous Transport of Tanks

Reliable Lateral Protection for Autonomous Transport of Large Tanks

In the chemical industry, tanks as long as 20 meters can be moved around the site with correspondingly large automated guided vehicles (AGV). Additionally, the routes are used by other vehicles, and also by people, either on foot or riding bicycles. The AGV is controlled using an electronic connection to a tag track. However, long tanks require a correspondingly large radius when cornering and—especially at these points—lateral collision protection. Several USi-safety ultrasonic sensors are distributed on each side of the vehicle. The very compact sensor unit can be mounted in places where other types of sensor would not fit, for example in the wheel area. The sound beam functions as an acoustic “sensor,” which enables noncontact control of the side area during transport. The devices reliably detect all obstacles in a defined safety area. If required, the safety outputs intervene in the vehicle control system.

レーンガイド式 AGV における作業員の安全

レーンガイド式 AGV における作業員の安全

レーンガイド式 AGV は、床面のレーンに沿って、特定のステーションから次のステーションへと荷物を搬送します。このプロセスでは、作業員の通行路が車両の規定搬送路と交差する場合があります。こうした場所では、AGV と作業員の衝突を避けるために、作業員の保護と中断のない搬送を両立する必要があります。これを実現するため、超音波センサ ユニットの検出範囲を、パラメータ設定ソフトウェアを用いて、状況に合った条件に迅速かつ容易に設定することができます。安全フィールド用のセーフティ OSSD 出力の他に、チャネルごとに1つの汎用信号出力も用意されており、AGVの減速トリガ、警告信号などに利用できます。

木工産業機械の保護装置

木工産業機械の保護装置

通常、機械は光電ライト カーテンで保護されています。しかし、木材粉塵などの粒子が空気中に浮遊すると、アラームが誤動作し、機械が安全状態に切り替えられる可能性があります。プロセスを継続するには、ライトグリッドを清掃し、機械を手動で再起動する必要があります。USi-safety の超音波テクノロジーにより、「サウンド カーテン」が木材粉塵などの粒子に反応することなく、過酷な環境に対応します。光学センサとは異なり、USi-safety は清掃が不要で、アラーム誤動作によって生産プロセスが中断されることがなく、機械を確実に保護します。同時に、固定された機械部品をティーチインして、改ざん保護に利用できるというメリットがあります。改ざんによって参照ターゲットが認識されなくなれば、システムを安全状態に切り替えることができます。

超音波センサのエキスパートにご相談ください

信頼の社内品質

超音波センサの自社開発能力

Pepperl+Fuchs の超音波センサは、自社のテクノロジー センターで製造されています。同センターでは、トランスデューサの開発、製造も行われています。当社のエキスパートチームは、30年間以上の超音波センサ テクノロジーの経験を積み、将来のソリューションに向けて日々努力を重ねています。私たちはお客様に、いつも最高の性能の製品を提供することを考えています。

私たちの産業用超音波センサは、多数の特許と新たな手法によって確立しました。そして、広範囲な製品ラインナップを提供しています。標準ラインアップに加えて、Pepperl+Fuchs の知識とインフラストラクチャをもとに、お客様の要件にすばやく柔軟に対応します。

さらに、豊富なアクセサリとの組み合わせによって、システムへの統合に最適なモジュールを提供します。過酷な設置条件、特殊用途、カスタム プログラミング、増設など、お客様独自の要件にも対応します。これによって、センサ アプリケーションを、高性能で将来性を見据えたシステム ソリューションへと進化させます。






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