ファクトリーオートメーション(FA)
プロセスオートメーション(PA)

甘い誘惑:チョコレートバーなどの箱詰め機械

タスク

Murnau にある LEKO-Verpackungstechnik 社 は、製菓業界向けに特別な機械を設計・製造します。これらの特別な機械は、小型のチョコレートバーや一粒チョコを分離し、包装し、箱詰めするよう設計されています。このシステムのタスクは、個別のチョコレートをレイヤーごとに組み合わせ、後に各種化粧箱に入れることです。2種類のチョコ(ナポリタニとアルコール入りチョコ)と複数の化粧箱フォーマットの組み合わせも考慮に入れる必要が有ります。



図1.チョコレート保存コンテナが箱入れのための第一段階です

実施

5つの仕分けポットより、チョコレートは正しい位置に移動され、収集コンベヤに正しい方向に置かれます。仕分けポットの詰め込みコントロールは、 反射型ライトバリア で制御されています。180° のローテーションと形状が、光センサによって検出され、背景光が排除され固定センサ距離が保たれます。サーボ-モータ軸の参照原点は、 高周波発振型近接スイッチ にて決定されます。



図2.チョコレート検出機能付きコンベヤベルト

顧客の利点

白いコンベヤベルト上の包装されたチョコレートの検出は、背景除去ML4.1-8-H-20-RT反射型光電センサにより実行されます。白黒の差が小さいため、高反射のアルミニウム包装にもかかわらず、センサは白のコンベヤベルトからのごく小さい距離においてもそれぞれの通過する物体を間違いなく検出します。固定センサ距離により、生産中の調整ミスを防ぎます。

仕分けポットの収集レール内の製品検出と、ライニング設置ユニットの積み上げた高さと化粧箱の詰め込みコントロールには、フィルタ付きML7-55/59/103反射型ライトバリアが使用されます。クライアント向けの利点は、コンパクトな設計と小さな可視光線のスポットにあります。反射型光電センサと反射鏡の間の距離はきわめて低く維持することが可能です。


図3.箱詰装置のチョコレート検出

サーボ軸の原点位置は、近接スイッチ NBB2-8GM40-E2-V3により検出されます。これは、小型で検出距離を増大した高周波発振型近接スイッチとM8 x 1コネクタです。



図4.モーター回転の検出