近接センサ

従来の配線を有するシステム構想内で不具合センサを見つけ出すのはひじょうに困難です。故障の原因を見つけるために、通常は機械を長い間停止させなくてはなりません。

近年のAS-iなどのシステム構想では、特別に統合された回路がセンサに一定の程度の「インテリジェンス」を提供し、センサの機能範囲を拡大します。これら近接センサは、センサ自身とその供給ケーブルの両方をモニタして、PLCのようなより高層のユニットとデータを交換することができます。

実際には、近接センサは、検出対象金属と検出面の間の距離が定格作動距離s_nの約 50 % になるように置かれています。スイッチは、保証された作動距離S_a= (0 ～0.81)x S_n 内で正確に機能することを保証されています。検出相手がS_a と定格作動距離S_rとの間に置かれている場合、故障警告表示のビット(データビット 1) が設定されて、検出エラーが発生するよりも早く適応障害を検出できるようになります。

データビット1のデフォルト値は、「1」で「ノーマルな状態」を意味します。故障警告表示が設定される場合、このデータビットの値は「0」です。近接センサが完全に検出領域に入るか、目標物がs_aよりも近くの地点に近づくまでこの値のままとなり、その後、S_r + ヒステリシスまで離れた場合元のステートになります。

当社では以下の設計の AS-iセンサを提供しています。

円柱形

• M12 から M30、フラッシュとノンフラッシュ、ステンレススチールのエンクロージャ、V1 コネクタと複数のLED付き

立方形

• VariKont のようなターミナルコンパートメントにより接続可能
• VariKont LのようなM12コネクタにより接続可能
• VariKont M のようなターミナルコンパートメントにより接続可能
• FPのようなターミナルコンパートメントにより接続可能
• ねじ留め式のF設計、2 mラウンドケーブル付き

バルブ開閉位置センサ

• エンクロージャ内取り付け用回路基盤設計のF25シリーズ。プラグインターミナルでの接続
• 標準装置内への直接取り付け用F31シリーズ。ケーブルまたはターミナルでの接続